使い方 / 飛行日誌

飛行日誌をつける

国交省の様式1〜3を機体ごとにつけられます。サインインもDIPS連携も要らず、端末の中だけで完結します。

保存先は端末の中だけです

飛行日誌は運航者が自ら携行・保管する法定記録なので、サーバーへは送りません。アプリを消すと日誌も消えます。 機種変更の前には必ず書き出してください(日誌を出す・取り込む)。

機体を登録する

ダッシュボードのいちばん上の「飛行日誌」を押すと開きます。日誌は機体ごとにつけるので、最初に機体を登録します。

機体が1台も無いときの飛行日誌の画面。「まだ機体が登録されていません。飛行日誌は機体ごとに付けます。」の下に、「DIPSの機体から取り込む」と「機体を手で追加」の2つのボタン。

2つの方法があります。

「DIPSの機体から取り込む」画面。DEMO-X1〜DEMO-Z4の4機にチェックが入り、DEMO-W5はチェックが外れている。下に「4 機を取り込む」ボタン。

取り込み画面。チェックを入れた機体だけが入ります(最初は全部に入っています)。

「機体を追加」画面の機体欄。愛称(画面で見分けるため・法定様式には出ません)、登録記号(様式1〜3に印字されます)、型式、製造者、製造番号、設計製造者(任意)。

手で追加する画面。愛称は画面で見分けるためだけのもので、様式には出ません。

すでに飛んだ分の時間がある機体は、機体の編集画面の下のほうにある「総飛行時間の起算」「起算時の総飛行時間(分)」を入れてください(様式1の表の上の「これまでの飛行時間」でも入れられます)。以降の総飛行時間はここから積み上がります。新たに起算するなら空のままで構いません。

「総飛行時間の起算」欄。起算時の総飛行時間(分)と、起算の注記(例: 令和4年12月5日の改正航空法施行に伴い総飛行時間を新たに起算)。

登録したあとで直すときは、飛行日誌の一覧で機体の「機体の情報を編集」を押します。

離陸・着陸ボタン

主な入口は飛行計画の画面です

飛行計画の行の左端(地図)を押して詳細を開くと、画面の下に「離陸する」ボタンが出ます。飛ぶ直前に開いているのはこの画面なので、ここから押すのがいちばん短い動線です。飛行日誌から機体を開いた画面にも同じボタンがあり、こちらでも位置情報を許可していれば離着陸地点を記録します。

計画に機体が複数載っているときは、ボタンの上に機体の選択が出ます。飛ばす機体を選んでから押してください。

画面下部。「離陸する」ボタンの上に JU0000000DEMO3・JU0000000DEMO1・JU0000000DEMO4 の3つのラジオボタンが並び、1つ目が選ばれている。

1. 離陸する

押した時刻を控えます。この時点では様式1に何も書きません。 ボタンが緑の「着陸した」に変わり、その下に経過分が出ます。

離陸を押した直後。「JU0000000DEMO3 離陸 10:08 を記録しました」と赤字の「取り消す」、緑色の「着陸した」ボタン、その下に「離陸 10:08 ・ 0 分経過」。

飛行中は機体を変えられません(離陸と着陸で別の機体の日誌に書かれてしまうため)。

2. 着陸した

ここで様式1に1行書かれます。記録したあとに出る帯から、その場で「編集」「取り消す」が選べます。

着陸を押した直後。「DEMO-Q3の日誌に記録 10:08→10:09(1分)」と、編集・取り消す・閉じる✕。ボタンは青い「離陸する」に戻っている。

押した直後に確認は出ません。時刻がずれていても様式1の編集画面で直せるので、現場での手間をゼロにしています。着陸のあとの帯は自動では消えません(飛行直後は手がふさがっていることが多いため)。閉じるときは✕を押します。

位置情報を許可していれば、離陸と着陸の地点を記録して離着陸場所に入れます。飛行の直前に許可を求めるダイアログは出しません。 許可していなければ時刻だけで記録します。

着陸を押し忘れたとき

着陸を押し忘れても、日誌に中途半端な行は残りません(総飛行時間の積算も汚れません)。ただしそのままでは1行も書かれないので、飛行日誌を開いてください。上部に「未完了の離陸が N 件あります」が出ます。

飛行日誌の上部のオレンジ色の枠。「未完了の離陸が 1 件あります」「JU0000000DEMO1 2026/09/15 21:12 離陸」と、緑の「着陸した」、白い「時刻を直して記録」、赤字の「破棄する」。
「飛行日誌に記録」画面。この離陸(離陸時刻)、着陸時刻(着陸日・着陸時刻・飛行時間)、機体(DEMO-X1〜Z4のラジオボタン、DEMO-X1が選択)、下に「この離陸を破棄」。右上に「記録する」。

着陸した時刻を入れると飛行時間が出ます。機体は、離陸を押した機体が選ばれた状態で始まります。台帳に無い登録記号の離陸なら、「新規登録(登録記号)」を選べばその機体を作って記録します。

右上の「記録する」で様式1に1行書かれ、未完了の一覧から消えます。

様式1 飛行記録を見る・直す

機体DEMO-X1の画面。上に様式1〜3のタブ。「これまでの飛行時間」の時間・分の入力欄と「総飛行時間 5:21」「記録 17 件」。その下に表(飛行概要・離着陸場所・離着陸時刻・飛行時間(分)・総飛行時間・安全に影響のあった事項)。下に「離陸する」ボタン。

飛行日誌の一覧で機体を押すと、その機体の画面が開きます。上のタブで様式1〜3を切り替えます。右上の共有アイコンは書き出し、+はいま開いている様式の記録を追加します。

様式1は、ダッシュボードと同じ左端固定・横スクロールの表で、新しい記録が上に並びます。表の上で次の欄をその場で直せます

  • 離着陸時刻(上が離陸・下が着陸)— 押すと時刻の入力が開きます
  • 飛行時間(分) — 押すとスライダーが開きます
  • 安全に影響のあった事項 — 表の上で直接書けます。欄から離れたときに保存されます

それ以外の項目は、行の左端(飛行概要)を押して開く編集画面で直します。左端を長押しすると「編集」「削除」が選べます。

これまでの飛行時間

表の上の「これまでの飛行時間」に、この日誌をつけ始める前の飛行時間を時間・分で入れます。総飛行時間は「これまでの飛行時間+この日誌の累計」になり、入れた時点ですべての行が振り直されます。

時刻を直す

着陸時刻の入力。09:37 と大きく表示され、時刻の文字盤、「いま」「−5分」「+5分」「−1時間」「+1時間」のボタン、「離陸 09:16 / 飛行 21分」、未入力に戻す・やめる・完了。

時刻の入力。キーボードは出ません。

飛行時間のスライダー。「21分」と「離陸 09:16 → 着陸 09:37」、やめる・完了。

飛行時間のスライダー(0〜60分)。

時刻の入力は、文字盤で合わせるほか「いま」「±5分」「±1時間」のボタンだけでも入れ終われます(手袋のままでも操作しやすいように)。相手の時刻と飛行時間が下に出るので、閉じる前に確かめられます。「未入力に戻す」で空にできます。時刻を直すと飛行時間は自動で計算し直されます。

飛行時間のスライダーで決めると、離陸時刻から着陸時刻を逆算して書き込みます。

編集画面

「飛行記録」の編集画面。飛行年月日、離陸時刻13:40と着陸時刻14:02(それぞれクリア付き)、「飛行時間 0:22(離着陸時刻から自動)」、離陸場所、着陸場所、飛行概要、特定飛行の別のチップ。右上に保存。

離陸場所・着陸場所の欄の右端のボタンを押すと、現在地の地名が入ります(初めて押したときに位置情報の許可を求められます)。

+から新しく記録を作るときは、飛行させた者の氏名と技能証明書番号が通報の設定の値で、離着陸場所が現在地の地名(位置情報を許可済みのとき)で先に入ります。

画面の下のほうには「飛行させた者」「安全に影響のあった事項」「記事(不具合・処置)」の欄と、「この記録を削除」があります。直したら右上の「保存」を押します。

総飛行時間の積算

ガイドライン 6.(1)③ に従い、各行の総飛行時間は「前回の総飛行時間+今回の飛行時間」です。行を足す・直す・消すたびに、それ以降の行をすべて振り直します。1行だけ直して放置してもずれません。

1分未満の飛行は0:01に切り上げます(同 6.(1)注②)。

様式2 日常点検記録・様式3 点検整備記録

機体の画面で様式2・様式3のタブに切り替え、右上の+で追加します。

「日常点検を追加」画面。実施年月日、右端に現在地ボタンの付いた実施場所、実施者の下に「点検項目(公式様式の9項目)」として、機体全般・プロペラ・フレーム・通信系統・推進系統などが並び、それぞれ正常/異常/未実施を選ぶボタン。

様式2。9項目はすべて「正常」から始まります。実施場所の右端で現在地が入ります。

「点検整備を追加」画面。実施年月日、総飛行時間(分)に現在の値88、実施場所、実施者、内容欄に点検・修理・改造・整備の内容、交換部品名、実施理由。

様式3。総飛行時間には、その機体の現在の値が入っています。

様式2は、国交省の現行様式に合わせた9項目が既定で入っています。項目名は様式の記載そのままです。各項目を正常・異常・未実施から選びます。

様式3は、実施年月日・そのときの総飛行時間・点検や整備の内容・交換部品名・実施理由・実施場所・実施者などを記録します。

どちらも新しく作るときは、実施者に通報の設定の氏名が、実施場所に現在地の地名(位置情報を許可済みのとき)が先に入ります。