使い方 / 飛行日誌
つけた飛行日誌は、PDF・CSV・国交省の公式Excel様式の3つの形で取り出せます。 提出や印刷に使うほか、機種変更のときに記録を新しい端末へ引き継ぐのもこの機能です。
クラウドには保存されていません。端末を初期化したり、書き出さないまま機種変更をすると、記録は戻せません。
飛行日誌で機体を開き、右上の「…」を押します。ここに 「PDF出力」「CSV出力」「公式様式で出力(Excel)」「CSVから取り込み」が並んでいます。
出力されるのは、いま開いているタブの様式だけです。 様式2(日常点検記録)を出したいときは、様式2のタブに切り替えてから「…」を押してください。 「公式様式で出力(Excel)」と「CSVから取り込み」は、様式1(飛行記録)のタブでだけ出てきます。
どの出力を選んでも、できあがったファイルの共有シートが開きます。 そこから「ファイル」に保存する、メールやメッセージで送る、Googleドライブへ入れる、といった扱いができます。 出力も取り込みも、すべて無料で使えます。Proの契約は要りません。
| 出力 | 対象の様式 | 中身と使いどころ |
|---|---|---|
| PDF出力 | 様式1・2・3 |
様式1は国交省が配っている公式のPDF様式そのものに文字を書き込んで出します。罫線も見出しも公式のままなので、印刷してそのまま提示できます。A4横で、1ページに15件、超えた分は2ページ目以降へ続きます。ページ下の記事欄(不具合事項・処置)は1ページに5件までです。 様式2・3には公式のPDF様式が無いため、アプリ独自のレイアウトで縦向きに出します。こちらは件数で区切らず、全件が縦に伸びた1ページになります。 |
| CSV出力 | 様式1・2・3 | 表計算ソフトで開ける形式です。文字コードはUTF-8(先頭にBOM付き)、改行はCRLF、区切りはカンマ。ExcelでもGoogleスプレッドシートでも文字化けせずに開けます。先頭に登録記号・型式(様式1は総飛行時間も)が入り、1行空けてから見出し行と記録が並びます。新しい端末へ移せるのはこのCSVだけです。 |
| 公式様式で出力(Excel) | 様式1のみ | 国交省の公式Excel様式に書き込んだ .xlsx ファイルです。1シートに15件で、超えた分は同じファイルの中の2枚目以降のシートに続きます(シート名は「飛行記録」「飛行記録2」…)。記事欄は1シートに5件まで。PCで手直ししてから提出したいときに向いています。 |
飛行日誌は端末の中に保存されています。新しい端末にアプリを入れてサインインしても、日誌は付いてきません。 様式1の飛行記録は、次の順で移してください。
1 古い端末で
機体を開き、様式1のタブで「…」→「CSV出力」。 共有シートが開いたら、「ファイル」に保存するか、自分宛にメールで送るなど、 新しい端末から取り出せる場所へ置きます。機体が複数あるなら、機体ごとに1本ずつ書き出します。
2 新しい端末で
取り込み先は「いま開いている機体」です。CSVから機体が自動で作られることはないので、 先に同じ機体を登録しておきます。DIPSと連携していれば、機体登録の一覧から取り込むのがいちばん早いです。 「これまでの飛行時間」の起算値も、このときに入れておきます。
3 新しい端末で
その機体を開き、様式1のタブで「…」→「CSVから取り込み」。 ファイルを選ぶ画面が出るので、手順1で書き出したCSVを選びます。
4 確認してから
確認画面で件数を見てから「取り込む」を押します。ここで押すまで、記録は一切保存されません。 違うファイルを選んだと気づいたら「キャンセル」で戻れます。
取り込めるのは様式1(飛行記録)だけです。 様式2(日常点検記録)と様式3(点検整備記録)は、CSVに書き出せますが取り込みには対応していません。 新しい端末では、書き出したCSVやPDFを控えとして保管しておき、記録はそこから続けてください。
想定しているのは、このアプリのCSV出力で作った形式です。 1列目が「飛行年月日」の見出し行が見つからないファイルは読めず、 「様式1の見出し行(飛行年月日…)が見つかりません」と出ます。 列は見出しの名前で読むので、他のアプリの様式1でもこの条件を満たせば取り込めることがありますが、 そのときは足りない列が空になります(後述)。
ファイルを選ぶと、保存する前に次の内容が表示されます。
CSVの登録記号が、開いている機体の登録記号と違うときは、 「別の機体のファイルではありませんか」という警告が出ます。取り込み自体は止まりませんが、 ここで機体を間違えていないか確かめてください。
取り込む記録が0件のときは、その理由も表示されます。 すべてが取り込み済みなら「このCSVの記録はすべて取り込み済みです」と出ます。
様式1として揃っていてほしい列が、選んだCSVに1つでも無いときは、確認画面の「内容」に 「このCSVに無いため空になります:〇〇・〇〇」とオレンジ色の警告が出ます。 無い列の名前がそのまま並ぶので、取り込んだあとに何が空になるのかを押す前に判断できます。
知らせる対象になっているのは、次の9つの列です。
記事欄(不具合事項・処置その他・確認者など)は空の運用がふつうなので、無くても警告は出ません。
警告が出ても取り込みは止まりません。そのまま「取り込む」を押せば、 その列の中身が空の記録として入ります。空になった項目は、あとから記録を開いて手で足せます。 他のアプリが書き出した様式1は列の顔ぶれが違うことがあるので、この警告が出たら 本当にその列を空のまま取り込んでよいかを確かめてください。
飛行年月日と離陸時刻が同じ記録は、すでにある分と同じものとみなしてスキップします。 同じ日の同じ時刻に飛んだ記録が2件あるようなケースにも対応していて、 「すでにある件数を超えた分だけ」を取り込みます。 同じCSVを間違えてもう一度読ませても、記録が二重になることはありません。
CSVを書き出してPCで一括編集し、同じ機体へ取り込み直す、という使い方もできます。 大量の行の飛行概要や氏名をまとめて直したいときに便利です。 このときは次の点に気をつけてください。
2026/07/20 のほか 2026-07-20 や 2026年7月20日 でも読めます。